片隅には機能的な小さなキッチンエリアまでこさえています。
目の前のビーチには大きな釣り竿をセット。
ランチの魚が釣れるのをここのファミリーはなぜか皆でバナナを食べながら、簡易ベッドでごろごろして待っています。
海から上がって来た私たち。
彼等と一時世間話をして車の所に戻りました。その後をついて来たのが大きなハワイアンのお父さん。
私たちの砂だらけの汚い足を見て、「カモン!」と一言。お父さんのトラックの後ろに行ってみれば、そこには大きなドラム缶がドーンと荷台いっぱいにつんであり、そのドラム缶の下の方には水道の蛇口を取り付けています。
ここに足を出せ、と言われて足を出せば、蛇口をひねって出て来た水で私たちの汚い砂だらけの足を洗ってくれるのです。
ユウコちゃん曰く
「この人、マキさんのところのお手伝いさんですか?」
海から上がってきて、砂だらけの足を洗ってくれて、ついでに冷たいトロピカルドリンク等用意してくれてウクレレなどをつま弾いてくれるような気の利いたアシスタントがいれば、それはそれは夢のようなドルフィンスイミングツアーになることでしょう。
でも、現実はそんなにうまくはいきません。砂を流してさっぱりした私たちはお腹が空いたことに気が付いて、ハワイアンのお父さんにお礼を言った後、いつものプレートランチ屋さんへと向かったのでした。 |