公園デビュー ハワイ ドルフィンスイム ダイアリー


ハナを連れて、最近、マノアの公園に夕方出かけるようになりました。

3つの大きなグラウンドがあって今のシーズンは小学生から高校生までアメリカンフットボールの練習をしています。

このグラウンドの周りには遊歩道があり、その脇にはマノアの滝から繋がっている清流がずっと続いています。そこの清流にはカモの親子や魚も住んでいて、犬を散歩する人たちの姿もちらほら見られます。

そこである日の夕方、私とハナは公園デビューを体験してしまいました。
六時頃、遊歩道をのんびり歩いていると前方に広がる広場には小さな犬(ミニチュアシュナウザーやシェルティーやポメラニアンなど)達がたくさん集っています。

ハナがまず立ち止まってしまいました。そこに犬達と飼い主たちが集って来て、犬達はハナの周りをぐるぐると芳いを嗅ぎながら回り始めました。飼い主さんたちは各々のコメントを私とハナに言い始めます。

飼い主Aさん「これ、アフガンね。いくつ?」「2歳です」「エー。小さいわね〜」...

飼い主Bさん「どうしてきれいな毛を短くカットしてしまったの?」「あ、この犬は山の中を走り回ったり泥の中を転げ回ったりするからお手入れが楽になるようにカットしてしまったの」「あなた、それはだめよ。犬の毛は暑さを守るためにあるのだから」...私は無言。

飼い主Cさん「この犬、やせすぎじゃないの?」...またしても私は無言。

飼い主Dさん「ハナちゃんも自由に走らせてあげなさいよ」「グラウンドでたくさん子供達がプレーをしているからその中にハナが入ってしまったら迷惑がかかるからリーシュは離せないんです」「呼んでも戻ってこないの?トレーニングはしていないの?」...「グラウンドをおもいっきり走り回った後だったら私の所に戻って来るけれど、プレーをしている子供達の中にハナが突入したら迷惑がかかるってさっきから言っているじゃん、耳、聞こえないの?」とは私の心の中の声です。もちろん私は無言。

言いたい事を私とハナに向かって言った後はまた小さい犬グループの輪ができあがり、私とハナはそのグループからそっと遠ざかりました....

人間の子供とお母さんの公園デビューってもしかしたらこういうふうな感じなのかもな、と思いながら遊歩道沿いで夕ご飯中のカモを横目で見ながらハナとふたり、マノアの公園から帰路につきましたが、この日の夕焼け空がすごくきれいで、後味の悪い公園デビューのコメントの嵐から遠ざかった後は気持ちよく家に帰る事ができました。

*この写真の場所は時々行くだだっ広いノースのビーチパーク。これ、ハナのスマイルです。残念ながら記念すべき公園デビューの写真は撮る事ができませんでした(圧倒されぱなっしだったので)。

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