思い出フォト ハワイ ドルフィンスイム ダイアリー


1961年、というタイトルのついたアイコンが目にとまり、これは何ですか? 夫婦で何度となく海外に行っていて、行く先々で撮り貯めた写真を整理してパソコンにしまっている友達のお父さんに、尋ねました。

この時は数カ月の予定でメキシコに行ったのが、2年も滞在する事になってしまってね、と唐突に話し出したお父さんのクリックしたそのアイコンから、昔の細い若いお父さんの青年の姿が現われました。そのお父さんの横には目のぱっちりしたメキシコ美人が寄り添っています。

この人は、昔の恋人? と聞くと、遠い目をしたお父さんが、そのようなものですね、数カ月の滞在が2年も滞在しちゃって...と、また繰り返しつぶやきながらじっとその写真の中の二人を見ていたお父さんは、遠くに目を向けて言いました。
そんなことも昔々にありました、と。

なかなかお目にかかる事の出来ない他人の昔の姿をかいまみると、その人の表面ではなく、中身がちゃんと見えるようでなんとなく思いが増します。

私の知り合いで小さい頃からの写真、お父さんやお母さんと一緒の写真なんかが全くない、という人がいます。私はその人の誕生日にフォトアルバムをプレゼントしました。機会があるたびに少しずつ撮ったその人と家族の写真を貼付けて。

今日からこのアルバムにあなたの歴史を張って行くようにしてみては? と。

その人は、フォトアルバムを見てたいそう嬉しそうにしているのでした。なかなか言い出す事の出来ない過去の話やその人の歴史。人生に触れると、ホワッと温かくなってそれが心に染み入るような感覚に私はなります。

前を向いて生きて行かなければならないけれど、自分の時間のある時に過去の思い出が綴られている写真を一瞬でものぞく行為は甘くも苦くもあるのかもしれませんが、心の潤滑油となるのではないでしょうか。

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