静かなイルカ達 ハワイ ドルフィンスイム ダイアリー
久しぶりにドルフィンスイミングに行ってきました。

去年も来て下さった青木さんとアイちゃんが一緒です。前日にお電話で青木さんが

「もしも明日だいじょうぶだったら、ハナちゃんも連れて来てもらえませんか?」

とのリクエストをいただきました。

でも、私の小さな車の後部座席に青木さん、アイちゃん、そしてハナの座る姿を想像するとちょっと無理があるようなのでハナにはお留守番してもらいました。
来年、もう少し大きな車を用意できたらその時はハナもお供させますね、ということで。

昨日、ノースに今シーズン初の大きな波がやってきました。
昨日はサンセットで20 フィートの大波でサーフィンをするサーファーがニュースになっていました。私の昨日の心配はノースでそれだけの波があると西のはずれの方もいくらか影響が出て来て海に入る事ができるかどうか、という心配でした。

が、当日の朝、西の海にいってみれば、波は穏やか。おまけにイルカの群れが陸からすぐ側まで来ています。

朝8時の西のビーチパークには人があまりいませんがドルフィンウオッチングのボートが早々とやってきています。青木さんはベテランダイバー。アイちゃんはエアロビクスのインストラクターをしていて海にも慣れています。

イルカを発見すると3人でいそいそ用意をして岩場からのエントリーも軽くこなしてイルカの海へと入って行きました。すぐにイルカの群れと遭遇。

でも、今日のイルカ達は鳴き声をまったく発さず、静かに海底近くを泳いでは時々水面に出て来てジャンプをしてまた私たちの所に音も無く近づいてきて真横でいきなりジャンプする、というようないつもと違ったおとなしい群れでした。

海の水はとてもきれいで朝の光が海底の白い砂をきらきらと輝かせていました。

そうそう、海底には今やっと起きました、といわんばかりにのそりと泳ぎはじめるカメの姿も発見。時間が止まったような不思議な時を過ごして陸にあがればもう2時間以上も海の中にいたことにびっくり。

浦島太郎のような心地で過ごした海の中は本当に時を忘れて夢の世界をさまよっていたようなそんな感じです。それも今回はイルカの大群の中にいながらにして静寂の夢の世界です。

帰りにはサイミン、オックステールスープ、ロコモコなどのランチを食べて俗世間へと戻ってまいりました。

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